でも、そんな話し方が、
彼女自信の精一杯なのだと。


一生懸命の璃優へね力説だと感じられた。


「…三上さん?の今の会話…。勝手ながら、録音しました。
璃優に聞かせたいと思います。」


「…お願いします。」


頭を下げてきた。


「あの、私も話したいことあると伝えてください。」


君塚さんが。


「はい。分かりました。」


連絡先を預かり、
二人と別れた。


自販機で飲み物を買っていると…。


「白井さん。」


「…?」


名前を呼ばれ振り返ると、
君塚さんがいた。


「璃優をお願いします!」


「あ、はい…」


「白井…先生。」


「…!君は…どうして?」


先生と言われなれているので初めは聞き流しそうになったけど、
はっきりわかってしまった。


「私、白井病院の一般にかかってるんです。
きっと、璃優も患者なんですよね?
答えなくていいです。
ただ、璃優を守ってください、…彼氏として…。」