普通の病院じゃないため、食堂がある。 さすがにやばすぎる患者には、 個室で、病院食つきだけど。 それ以外は、食堂で食べる。 それは患者も医師も一緒に。 打ち解けるために。 「何食いたい?」 歩きながら璃優に聞く。 "先生のおすすめ!" メモ帳に字を走らせた。 「何にしよっかなぁ…」 ワクワクしながら、手を繋いで、食堂に向かった。