どれぐらい泣いただろう。


「璃優?」


「…ぅん?」


きっと今の私の声は鼻声だ。


「俺がお前の将来を保障してやる!」


…?


「え?」


どういう意味?


「早く高校卒業してくれ!…璃優と結婚したいから♪」


…///

ばか!

でも、今の私には精神安定剤になるのかもしれない。


自分に居場所ができた感じがした。


「璃優…?」


再び名前を呼ばれた。

「え?」


「キスしていい?」


直球的に言われた。


…///


顔が赤くなるのがわかった。


「…ぅん…」