「璃優?どんな夢見てたんだ?」 「…」 俺がそれを問いかけると、 黙って、下を向いた。 聞かれたくないのか? 「言いたくないか?」 そう、璃優の顔を除き込むと。 泣きそうな顔をしていた。 「そっか…ごめんな。嫌なこと聞いて…」 それを言うと、 驚いた顔をして、顔をあげた。