ついに告白をした。


会ってまもない。


数ヵ月しか一緒にいないのに。


しかも高校生相手に大人がなにやってんだか…。


自分自身にあきれながらも。


俺の胸で泣き続け、泣きつかれてしまったのか。
寝てしまった璃優を見ながら思う。



俺の胸で寝ている璃優をベッドに寝かせ、頬にある涙のあとを手で拭った。


そして、顔にかかってる髪をかきあげた。



正しく深呼吸をしながら寝ている璃優を見ながら…。



悩むことがたくさんある。


「…璃優。」


やっぱり、こんな璃優は初めてだ。