俺は病室のドアを閉め、璃優のいる方に向かった。 ベッドの近くにある、スタンドの電気をつけた。 「璃優…?」 ベッドに軽く腰を掛け、璃優に話しかけた。 「…っ……」 泣いてる。 うなされてる。 「璃優?…璃優?」 軽く体を揺すると、璃優が起きた。