アンタのこと、奪ってやろうか?











少し戸惑いながら助手席のドアを開けた。



後ろには眠ってる涼一がいる。



となりにはエンジンをかける蓮がいる。



この奇妙な空間で

なぜか、感じた懐かしさ。



「…、蓮。」



「ん?なに?」



「……ううん、なんでもない。」



「なんだそれ。」



車の中は私と蓮の笑い声で溢れた。