「え?」 涼一のことは蓮に任せるつもりだった私はそう言った。 「助手席空いてるし、涼一の責任者は穂波だろ?」 ドアにもたれ掛かった蓮がすごくかっこよく見える。 元々顔立ちは整いすぎてるくらいできっと彼を好きになるひとは少なくない。 そんな彼のさりげない仕草に私の心臓が小さく音をたてた。 「せ、責任者って…。私いなくても大丈夫でしょ?」 「いいから、乗れよ。」