「…、鍵、あるか?」 「え?」 「涼一の家の鍵、あるか?」 「なんで?…なにするの?」 destinyを一口飲んだ私は少し不安の混じった視線を蓮に向けた。 「別に、ただ送ってくだけ。彼女ならもってんだろ、鍵。」 「あ、そういうこと。」 「そんな目で俺のこと見てさ、お前なに考えてたんだよ?」 イタズラな蓮の言葉。 「別になにも。」 私も小さな笑みをこぼした。