「穂波、今日これから空いてるか?」 蓮とのキスから一週間、あれから蓮とは会ってない。 涼一とも何事もなかったように接することができてる。 「またみんなで飲みにでも行くの?」 「いや。今日はデートの誘い。」 涼一のそんな言葉が意外で荷物を片付けていた私の手は自然と止まった。