彼氏は涼一なのに、頼るのは蓮。



こんなのおかしい。



だけど求めてるの。



私のすべてが、蓮を。



「…、わりぃ。」



勢いよく離された体。



「謝んないで。」



ジッと蓮の綺麗な瞳を見つめた。



その瞳に映ってるのが私だけ、ということさえ嬉しく思える。