アンタのこと、奪ってやろうか?











着ていたブラウスのボタンをひとつだけ開け首筋に唇を寄せた蓮。



ほんの一瞬、痛みが走った。



それから私をかかえあげ図書室の隅にあった黒い大きなソファーに移動した彼。



「蓮!?」



「だれも来ねぇんだろ?」



動揺する私を見てまた笑う蓮。



そしてボタンをもうひとつ開けジッと首もとを見つめる。



「な、なに?」



「正直さ、嬉しかった。」



髪を撫でられまた身をよじる。



「なにが?」