アンタのこと、奪ってやろうか?











「あ!」



ケーキを食べながら俺のとなりで何かを思い出したようにそう言った穂波。



「なに?」



「今日が私の誕生日ってことは…蓮の誕生日、昨日…?」



「やっと気づいたか。」



俺たちの誕生日は一日違い。



彼女の申し訳なさそうな顔が俺をみた。



「ごめんなさい。私なんにも用意してないし、忘れちゃうし…もう最低。」