アンタのこと、奪ってやろうか?











「キャッ!なに!?」



穂波のいるリビングの照明を落とす。



外も真っ暗で目がなれるまでなに見えないだろう。



その隙に彼女の前にあるテーブルにケーキを運んだ。



「誕生日、おめでとう。」



薄暗いあかりだけつけて彼女の顔をみた。



「驚いただろ?」



いたずらに笑う俺。



彼女はまだあっけにとられたような顔をしている。