アンタのこと、奪ってやろうか?











「蓮!」



「嫌か?」



「嫌、じゃ…ない、けど…。」



彼女の手にあるシャーペンを取り上げ筆箱にしまう。



他の資料もすべて。



「勝手にそういうことしない…」



「いいから。」



不服そうな彼女の右手をそっと握った。



“恋人”



その響きがくすぐったい。



「なんでそんなに強引なの…」



「気にすんな。」