アンタのこと、奪ってやろうか?











いつの間にか眠りについていた私。



重い瞼を開くとソファーでタバコを吸う蓮の姿が目にうつった。



「……蓮。」



きっと、ううん絶対、蓮がこのベッドまで運んでくれたんだ。



温かい布団から出た顔を蓮に向けると彼も私に気づいた。



「大丈夫か?うなされてたぞ?」



タバコを灰皿に押し付けた蓮。



まだその臭いが漂う。



私はベッドから上半身だけ起き上がり彼をジッと見つめた。