アンタのこと、奪ってやろうか?











閉まった助手席のドア。



その音が俺の中でこだまする。



穂波の言葉と一緒に。



『バイバイ。』



それが、永遠の別れな気がして、どうしても絶ちきれない想いが涙となって溢れた。



かっこわりぃ。



でも、泣かずにはいられなかった。



本当はどこかで期待していたのかもしれない。



穂波が俺のとなりでずっと笑っていてくれることを。



そんな資格もないくせに、
かっこ悪すぎる俺は
どこまで自惚れるんだろう?