二日目
私の体調も無事治り今日のイベントに参加できる。
それでも私の心は真っ黒だった。
「楠?大丈夫か?」佐伯くんが声をかけてくれた。
「ぅっうん大丈夫…」
「そっか!!」
佐伯くんはニコッと笑った。
胸がドキッとなった。
私は自分が佐伯くんのことが好きなんだって再確認した。
加奈子がじっと私の方を見つめてることに気がつかないで…