焦がれ恋

私の学校は入学早々キャンプがある。
その班くじで決める。
私が引いたのは…
B班!!
誰が居るかなー…
「何班だった?」
加奈子が後ろから声をかけてきた。
「あたしはB班!!加奈子は?」
「本当に?あたしもB班!!」
私と加奈子はハイタッチを交わした。
腕を組んでB班の所へと向かうと…
男子3女子2の配分のはずなのに…
男子が一人足りない。
担任の田中先生が来て、
「B班には佐伯も入るぞー」
と言い残していった。