焦がれ恋

加奈子以外のクラスメートと話したのは初めてだった。

翌朝から私の生活はきらきらしていった。
彼を想うだけで心がふわふわする。
彼を想うだけで目に見えるものがきらきらする。

こんな気持ち初めてだ…
なんか毎日が楽しい!

私がふわふわした気分で歩いていると、
「なーに浮かれてんの?」
加奈子だった。
「べっ別に浮かれてなんかないよっ」
「どーだか(笑)」
「……。」
私はとりあえず加奈子と学校へ向かった。