目の前の由梨亜が息苦しそうに胸を押さえたんだ。
「おい、大丈夫かよ?」
「大…丈夫だから…」
全然大丈夫に見えねえよ
由梨亜をつれて行こうとしたら手をはねのけられた。
休憩室から飛び出してしまった。
このとき俺はまだ嫌われてるとしか思わなかったんだ
由梨亜、お前の人生は俺が考えてた以上に辛かったな…
まだ、大人じゃない。
まだ遊びたい年頃にこんな荷物背負い込んで…
頑張るのはまだ早ぇよ
俺がお前の背中を軽くしてやる
たとえ1つしかもてなくても
一グラムしか変わらなくても
絶対、軽くしてやるから―…

