由梨亜が倒れたあの日 あたしは廉に呼び出された 「悪いな呼び出して」 「気にしないで、用件はわかってるから」 きっと由梨亜のこと。 案の定、あたしの予想は当たっていた 廉は見透かされると顔を背ける癖があるよね なにもかわってないなあ… 「美空、由梨亜は俺に何を隠してるんだ?」 気づいてるんだね、廉。 迷った あたしがここで話して正しいのか。 由梨亜の運命を悪い方にもっていかないのか でも、廉の由梨亜を思う気持ちをあたしは知ってるから… 黙るしかなかった。 「……………。」