…………っ!!!
私の身体が光を帯びて
半透明になっていった
「由梨亜っ!!
お前はしんでなんかいねえ!
……幸せになれよ。
俺は何十年でも待ってる。
だから焦らずそっちを楽しめよ
母さんよろしくなっ!」
涙でまた大好きなお父さんの笑顔が見れなかった
でもね、優しい声はきこえたんだ
「お父さんっ!!
ありがとうっ!!…ありがとうっ
私、幸せになるから…だから安心してね…………!!」
ありがとう、ありがとう。
やっぱりお父さんは私の大好きなお父さんのままだった
優しくて真っ直ぐなまま―…
「ありがとう―――!!!!」
――――――……