「お前がほんとは "助けて"って叫んでたのを わかったからだろ? なにも知らなかったらそこまでしねえよ。」 あの時、廉の全てを拒絶してた 美空にさえ話していない辛さを誰かに見抜いて欲しかった だきしめられた時に廉の優しさに気づいて…… それから無意識に助けを求めてた …なんで"分かってよ"なんて言っちゃったんだろ… 廉はいつだって理解してくれてたんだ… 私にだってわからなかった闇を廉はいち早く気づいて、呑み込まれないように守ってくれてたのに―――…