「もっと…もっと好きって… 大好きなんだよって…ありがとうって言いたかったよ…。 ごめんなさい、廉…」 「伝わってると思う、その気持ち」 なだめるように背中をさすりながらお父さんはニッコリ笑った。 ……どういうこと? もう無理なんだよ… 広い世界でも、同じ空の下なら頑張れた。 辛くたって耐えられた。 「……もう、いないんだよ」 これが現実。