Forget me not 〜愛する意味〜



固まる私

だって――

だって、だって、だって!!

「どうした?入んないのか?」

いつの間に後ろにいた廉。

「〜〜っ、入れないよ、バカ!!」

「何を想像してるのかな?」

「だって―…」

そう、廉の部屋には
クイーンサイズのベッドしか
置かれていなかった。

「だいたいなんでベッドだけ?

もっと必要なものあるでしょ?」

「ない。俺にはベッド、由梨亜があれば生きていけるから」

………っ。

そんな恥ずかしいことを///