後ろから伝わる熱は やっぱりどこか寂しげで。 今、名前もしらない人に 抱きしめられてるって… 「大人しいね」 その声で我に返った。 「………っ、は、離して!」 こんなんじゃ心臓いくつあってもたりないっつーの!! 「くっ…ッハハ! その反応、見てて飽きないよ!」 「…それ、ほめてんの?貶してんの?」 「ん―…、ほめてる、つもり?」 いやいや、そう聞かれましても。 「ってか時間、いいの?」 「よくない!!帰んなきゃ!!」 バタバタと動く私を その人はじっと見ていた