い、いそうろうって、蘭ちゃん。名前で呼んであげてください。 そう思いながら、一つの不安がよぎる。 「ら、蘭ちゃんの家ですか・・・」 私の不安そうな顔に気づいた蘭ちゃんが、 「あっ、大丈夫だよ!昼はいないから!!」 と、安心の一言を言ってくれた。 「そ、そうですよねっ!じゃあ、是非、行かせてもらいます!」 私は、元気よく言った。