「じゃあ、お前たちは、あそこの後ろの席に、座ってくれ」
先生が言った席は、私の隣に、凛君。
蘭ちゃんの隣に、怜君。
蘭ちゃんの、前の席の人の隣が、瞬君、ということになりました。
「あっ、なんだ、隣お前じゃん。・・・・・よろしく」
凛君は、よろしくだけ小さな声で言った。
「はい。よろしくお願いします」
・・・・・これで、よろしくお願いします、言うの何回目でしょう?
こうして、いつもより騒がしいホームルームが終わりました。
・・・・・騒がしいホームルームは、終わりました。
・・・ホームルームは・・・

