「で、ですよね!ほらほら、怜君も言ってますよ!」



「・・・・さっさと行こうぜ」



「そうだね~」



「え・・・・えぇ!!!」



お、思い切り無視されましたぁ・・・・



がっくりしていたら、



「ひ~よりっ!この丘の上に公園あるんだってさ♪そこでお弁当食べよ?」



蘭ちゃんが明るく言った。



「そ、そうですね!」



「ひっるめし~!」



凛君が走って坂道を登った。



「さ・・・さっき無視したじゃないですか~!!!」



私は、凛君のあとを走って追った。