アタシは幸せ者
だってね?
美少女だから。


キーンコーンカーンコーン--…

「ふぁぁ…」
「もう、また寝てたの?」
「だって、数学とかダルいし…」

こんにちは、アタシ立花 優香って言うの今、アタシの前で小説を読んでるのが親友の水野萌、まぁカワイイ系、けどアタシの方が可愛い過ぎるし、
「立花さん…今日体育館裏に来てください…」
ワタシは、とっさに驚くフリをする。
まぁどうせ告白でしょ。はぁ面倒。

お昼休み、ワタシは、体育館裏にいた。てか、遅すぎ。
自分から呼び出して遅いとかありえないし…。
「あ、立花さん…」あ、来た。まじ、遅い。
「す…好きです」
もう、また?
「ごめん…私あなたに興味ないの。悪いけどあきらめてくれる?」
そう言って、教室に戻る。
告白してきた男子はガッカリして、どこかへとぼとぼ歩いていったみたい。まぁ当然よね。ワタシに釣り合う男なんて、いないし。


今日もたくさんの
男子から呼び出し
を食らった。
そんなコトを考え
ボーッと歩いて
たら、
人にぶつかったみたい。
まぁワタシ悪くないし…。
再び歩こうとしたら腕を掴まれた。