「それは恋ねえ~」
「恋‥?」
あたしはあれから保健室に行って一時間目をサボり中。
保健の先生の石原恭子先生こときょんちゃんは一番仲良くて頼れる先生。
先生ぽくないんだけど‥。
今日のこと全部話したらそれは恋だ、って‥。
「高杉をみてドキドキしたりとか
胸がきゅんってしたりしない?」
「あ~‥、した‥かも」
「ふふ、恋が恋しちゃったかあ~」
「初恋があいつか~‥」
‥なんか複雑。
出会って2日目で恋するなんて自分らしくない。
今までは男子に興味すら持てなかったのに‥。
「恋かあ‥」
「学校楽しいでしょ?」
「よくわかんない」
「あ‥、高杉は恋に下宿してるんだっけ‥」
あたしは小さく頷いた。
下宿人に恋するって‥。
「あ、1時間目終わったから教室戻って、頑張ってね」
「うんっ」
なにを頑張るのかよくわかんなかったけど ‥ 。
とりあえず返事して保健室を出た。

