「「やっとついたぁ。」」
遊園地を目の前にしてすでに疲れている私たち。
やっぱりとし...?
「ぢゃぁ何からのる!?」
「やっぱジェットコースターでしょ。」
「だよねぇ。」
魅月に私は同意する。
「えっ。ジェットコースター?!ムリムリムリ!」
有紗が拒否をする。
「俺もムリ!」
夕陽も!?
ぢゃぁなんで遊園地来たのよ!
「ぢゃぁ俺とメイで乗ってくっから、お前ら適当にどっか乗ってろよ。」
そう言って魅月は私の腕を強引に引っ張る。
「ちょ、ちょっと!」
「行くぞ。」
そう言って魅月と私はジェットコースターの最終列に並ぶ。
「有紗はいーの?!」
「よくね?俺はメイと居たくなっただけ。」
ドクン...っ
「なにそれ...。」
「なぁーんてな!有紗、夕陽と一緒だし、平気だろ?」
「う...うん。」
「キャー!!キャー!!」
ジェットコースターが風をきる。
「メーイ!?メーイ!?」
「なぁーに!?魅月ーぃ!?」
「...ーっき!!」
「んー!?聞こえないー!?」
ジェットコースターでは声が聞きづらくて...。
「だーかーらー!!すーき!!」
「え...?」
「メイが好きだぁ!!」
...っ。
え...?
魅月...?
意味わかんないよ...。

