…それはつまり名前で呼べってこと…?
「えと…でも恥ずかしいよっっ!」
「? なんで?」
うっ…!そんな可愛い顔して見ないでっ…!!
七橋くんは少し私を離して私を見つめていた。
それでも私は七橋くんの腕の中にいたので、
その綺麗な顔を直視できなかった。
「…だめ…?」
ううぅ!!その顔は反則だよぉお!!
まるで雨の中捨てられた仔犬みたい…!!
「……だめ?」
「だっ、だめじゃないです…。」
まっ、負けた…。
でも、七橋くんは凄く嬉しそうな顔をしていたから、
悪い気はしないかも…。
七橋くんって絶対動物で例えると仔犬だなっ…。
ふふっと私は思わず笑ってしまった。

