【完】白のあなたに恋をする









そう___。



私の薬指には、


一つキラキラと光る透明で、

しいて言えば白色のジュエルが付いていて、



可愛い銀色の指輪だった。





「可愛い…って!これ高いんじゃないの!?」




白は雪が出て寒いのか鼻を赤くして、
きょとんとしていた。




「ふっ…、お前はもうちょっと雰囲気を楽しめないのか。」




クスクスと白が笑う。




「だって…、こんな高そうなもの悪いよ…。」





「? なんだ、いらないのか?」





「いっ、いる!!!」




私は取られないようにサッと自分の左手を隠した。





「じゃあ、素直に受け取れよ。


…お前だから、どんな価値があるものでもあげたいと思うんだ…。」





白は鼻だけじゃなく、頬も赤くして目をそらす。




「ふふっ…。」




「む…、笑うな…まったく…。


そんなことより…、杏、俺にもはめて欲しいんだけど?」