【完】白のあなたに恋をする



「はい」


私とは反対な、冷静とした声で彼は返事をした。

私には後ろ姿しかみえないけれど
どこか大人びた感じがした。


そして、白髪…


彼は先輩の目が怖くないんだろうか…


私はオリエンテーションが終わっても彼に目がいっていた。