「唯さん…。」
私はなんだか怖くて、私を抱き締めているれなの腕をぎゅっと握った。
白はそれを悟るように私たちを庇うように前に出た。
「…、白くん。そんなにその女が大事なわけ…?」
「…当たり前だろ…。」
「まあ、さっきの様子から見ればそんなこと分かりきったけどね…。
白くん、私がその女の犯された写真見せたとたん、一目散にその女を探しにいったしね…。」
え…、そうだったの…?
私は、唯さんが仕組んだことなんだと分かって、少し落胆した。
けど、そんなことは、
白が私を探しだしてくれたことの方が強くて、すぐに安心した。
「っ…、ノロケてんじゃないわよ!!」
はっと、我に帰り、
金切り声をあげた唯さんを見ると、
まるで目が飛び出しそうな目をした唯さんが、私をまっすぐ睨んでいた。
「っ…。」
「ちっ…、なによ…。
あんた、犯されてないじゃない…。
役に立たない男ども…。
あんたの連れの男もほんと使えなかったし…。」
「っ!?それって宏くんのことっ!?」
「あぁ…、そういえばそんな名前だったわね…。」
「っ…!!宏くんはどこっ!?」
私はバッと立ち上がって、
唯さんに負けないくらいに唯さんを睨み付けた。

