れなは、解放された私をぎゅっと、抱き締めてくれた。 「れなっ…ありがとうっ…!」 私はれなを抱き締め返した。 すると、白は私たちに近づいて来て焦った顔をした。 「感動するのは後だっ、早くここから出ないと…」 「そうは、させないから。」 白の声を遮ったのは、 言うまでもなく、ドアに寄りかかってこちらを伺っている、 唯さんだった――――…。