「は…く…!!!」
来てくれた…。
本当に…来てくれたんだ…っ。
「杏…っ!!?
…てんめぇ…!!!」
ドカッと、白は、そばにいた数人の男たちを数発殴り、
それから私の上にのしかかっていた男を吹き飛んだんじゃないか、というくらいおもいきり殴った。
その瞬間、さっきまで重かった私の体は少し楽になった。
白の後に続いて、数人の足音がバタバタと聞こえた。
「杏っ!!大丈夫っ!?」
「あ…っ!れなっ…!!」
部屋に入ってきたのは、
少しボロボロで、手には鉄の棒を持ったれなだった。
「杏っ!?縛られてる…!!
今外すからっ!!!」
れなは素早く私のそばまで来て、
私を拘束していたものがほどけた。
「っ…、ありがとう…っ。」
「よかったぁ…、無事でっ…、よかったぁ…!!」

