【完】白のあなたに恋をする







あっ…、私、何いってるの…!?


そして、運が悪いことに、それは、
唯さんにも聞こえてしまったようで。


唯さんは、私をすごい目付きで睨んでくる。


「やだって…、何言ってんの?
まさか、あんた、白くんは自分のものだとか思ってるわけ?」



「唯、やめろ。

杏…、どうした…?」



そんなの…、


白が唯さんと居るのが嫌。


それしかないよ…。



私はたしかに心に呟いたつもりだったけど、

白には分かったのか、
私の頭をいつもの温かい手で優しく撫でた。



「大丈夫…。終わったら杏の家行くから…。な?」



私は、しぶしぶだったけど、

うん。と頷いた。


自分ばっかりわがまま言ったらいけない。と、

くいしばって。



「…むかつく。」



え…っ。


唯さん…、今…っ。



「あっ、そうだっ!宏…くん?


………ちゃんとやってよね…?」