【完】白のあなたに恋をする








先生が入ってきて、HRが始まった。

先生が喋っているのにも関わらず、れなはくりっと後ろを向いて私と喋ろうとしている。



「れなっ、先生に怒られるよ?」


私は先生にバレないように小声でれなに話しかけた。


「だってぇ~…隣のクラスに転校生が来たって伝えたかったんだもん!」

れなももちろん小声で答えた。


「え…、転校生?」


「うん!だから後で見に行こぉよ!」


「こら!!そこ!HR中だぞ!!!」


小声で話してた私たちの声に、先生の大きな怒鳴り声が重なった。


「「す、すみません!!」」


あぁ…、れなのせいで叱られたじゃないっ!


でも、こんな時期に転校生って珍しいよね…。

もう冬休みも始まりそうなのに…。


気になるな…。


れなの言うとうり後で見に行こう。