彼、日野宏が教室を出て真っ先に向かったのは… 「白!!」 「宏?」 白は携帯をいじっていて、昇降口で杏を待っていた。 杏と放課後帰るのは日課のようなものになっていたので、杏をずっと待っていたのだった。 「どうした?宏。」 「杏からお前を借りた!今日は俺と付き合えよっ。」 白は宏が杏の名前を呼んだのにひっかかったが、検索はしないことにした。 「ま…いいけど」 「じゃあいこうぜっ」 宏は白を連れて昇降口をでた。