放課後。
私は日直だったので、ひとりで自分の机の上で日誌を書いていた。
えーっと…今日は7月…何日だったかな?
「よっ!黒瀬!」
「きゃっ!って日野くん!」
「ははっ、黒瀬ってよく驚くよなぁ」
日野くんは短い髪をがしがしとかいた。
「驚くよ…ふつう」
「ごめんごめん!今度から気おつけるよ
なんだ?黒瀬今日日直だっけ?」
「うん、だから日誌書かないといけなくて…」
「ふぅーん…俺手伝おうか?」
「えっ?いいよ!日誌書くだけだし…」
「つーか、今日、俺部活急に休みになっちゃってさっ、暇だからここにいたいんだけど…だめか?」
日野くんは確認をとるような目で私を見てきた。
あ、まつげながい。
「黒瀬?」
「あっ、うん、そういうことなら…」
私がそういうと彼はにかっといつもの笑顔で笑った。
「よかった!じゃあ、俺ここ座るなっ」
日野くんは私の前の席をかりて、私の前を向いた。

