「ねぇねぇ、おにーさん。どこ高〜?良かったらカラオケとかいかない?」




俺に話しかけてきたのは女子高生らしき二人だった。




「…きったねえ髪」


「っな…」



俺の一言で女は顔を怒りの表情へと変えた。



「あ…ご、ごめん!こいつ極度の髪フェチでさ!…って、あーあ…」



友達が女に向かってフォローを入れるも、女は舌打ちをしてファミレスから出て行ってしまった。