とりあえず、桜雅くんが心配になったので部屋に行くと真っ赤な顔でひどくせきこんでいる桜雅くんがいた。



私は思わず駆け寄って桜雅くんの背中を撫でた。



「・・・っせ・・・あ?」



「うん。」



「丸まらないで足伸ばして寝て??」



「っえっ・・・?」



「そのほうが息しやすくなるから・・・ねっ?」



桜雅くんは足を延ばして寝転んだ。



私は桜雅くんに布団を掛けてから部屋を出た。