カゲフミ(短編)

すると、わー、と教室の外から歓声、そしてわらわら中に入ってくるクラスメート。


「え?え?」

あたしが戸惑っていると、
「おめでとー!!」
「リア充爆発しろ」

だとかいろんな声をかけられる。クラスメートもグルだったのか。

相良はいろんな人に笑いながら冷やかされている。


今日、あたしは君に追いつけた。

あたしは、君が―…



校内アナウンスが体育館への移動を促す。みんなが笑いながら教室を出ていく。あたしは相良の腕を引っ張った。

影、重なったね。

「好きだよ、有馬」


囁き、笑って、あたしは体育館へ移動するみんなのもとへ走った。


Fin.