いつの間に放課後に なったのだろう。 全然気付かなかったな…。 「どうした? 具合でも悪いのか?」 私の異変に気が付いたのか、 秀弥くんは私の顔を覗いて来た。 顔の距離が近くて 不意にドキッとしてしまい、 顔を逸らした。 きっと顔も赤いだろう。