キャンディー



「奏?何でここに…」




「ヒロが忘れ物してたから
 渡しに来たんだけど…」




奏さんは私を見ると


もう一度ヒロさんに視線を戻し、




「何でこんな夜遅くに
 2人でいるの?」




と鋭い口調で言った。


私はいつも穏やかな奏さんの、


こんな睨んだ姿を見て驚いた。