キャンディー



私の頭の中は混乱していたので


正直、今からというのは


少し気が重かった。




「あ…今じゃないとダメ、かな?」




『え、何か用事でもある?』




「用事って訳じゃ…ないけど」




『どうしても、無理?』




電話口にヒロさんの


切なそうな声が響いた。