「うん、大丈夫だよ。
 ありがとう」




私はその気遣いが嬉しくて


ニッコリ微笑んだ。



すると後ろから手が伸びてきて


私の目を塞いだ。




「!!?」




驚いて後ろを向こうとすると


その手は離された。




「……秀弥くん?」